（ＴＶＫ）（新）BLASSREITER ＃１
sad rain
GONZO×ニトロプラスがタッグで企画・原作を務め、
スタッフには監督：板野一郎、キャラデザ：奥田尚之の「GANTZ」コンビ、
シリーズ構成にはニトロプラスの虚淵玄という布陣を敷いた意欲作。
映像的にはキャラ作画以外の部分はほぼＣＧを使用。
とにかくＣＧ映像の見た目のインパクトが強いので、
バイクの疾走描写やら吹っ飛ぶ人間やら怪物の忍者っぽい動きやら、
そういう映像面ばかりに注目がいってしまうが、
ストーリー的にもなかなか興味深く出来ていた。
英雄と呼ばれたレーサーが足の自由を失い居場所をなくし、
謎の女に与えられた薬に手を出して変身ヒーローになってしまうという
どん底からカッコ悪く甦るダークヒーローな展開が面白い。
というか一話目であっさり正体晒す変身ヒーローって・・・。
本来の主人公はゲルトではなく別にいるのかも知れないけど。
チーフライターを小林靖子が手がけていることもあってか、
キャラ描写は地に足が着いていて魅力的。
そして女性キャラがことごとく巨乳なのも魅力的。
渋い親父の変身ヒーローに巨乳女性陣にバイクにミサイル、
非常に趣味的な要素が揃っていてこれらを上手く使いこなせれば
なかなか楽しい作品になりそうではあるなぁ。
ただ、何だかんだでやはり一番の鍵を握るのはＣＧか・・・。
今期はＣＧアニメ多いので、GONZOの本気を見せて欲しいなぁ。
