（新）妖狐×僕SS ＃１

恐らくTVアニメ史上、もっともタイトルが読めない作品。「いぬぼくしーくれっとさーびす」、です。
ガンガンJOKER連載の原作を監督：津田尚克、シリーズ構成：根元歳三、キャラデザ：飯塚晴子、制作：david productionでアニメ化。
雰囲気的に「黒執事」の女の子ご主人様版かなという印象で、基本女性向け・・・と油断していたら裸ワイシャツぱんつアニメだった！！
とにかくヒロインの黒髪・華奢・ツンデレ・無防備な魅力を作画が存分に引き出していて、第一話に関しては妖怪だの下僕執事だのといった設定が完全にどーでも良くなるくらいヒロインしか目に入らなかった。
実際ストーリー的にもヒロインの内面語りをメインにしていて、シークレットサービスや妖怪の血といった事情はほとんど説明してなかったけど・・・。
演じる日高里菜の低温気味な演技も新鮮で、こういう方向でもハマるのは発見だったなぁ。
しかし本当に・・・妖怪設定は必要なのかこの話？
花澤香菜の人の正体ががしゃどくろだったのには「ぬら孫」連想して笑ってしまった。
中村悠一が九尾の狐だとすると更にモロだな。そして「我が家のお稲荷さま。」ともシンクロしそうだ。
今のところ中村悠一は美少女に仕えて興奮する変態にしか見えないのだが、どういう関係性で話を進めていくんだろう？
「黒執事」というよりは「ハヤテ」の方が近いのかな・・・？
作画に関しても色気もありつつ美麗に安定していて、男女どちらにも受けは良さそう。
あとは無理に妖怪バトル始めたりしないことを祈る。